この度は、多くの方にデンチュウラボにご応募いただき、誠にありがとうございました。
審査員による1次審査(書類選考)と二次審査(プレゼンテーション)を経て、今年度は3名のアーティストが選出されました。
【DenchuLab.2019 アーティスト】
大谷 陽一郎 Yoichiro OTANI
澁木 智宏 Tomohiro SHIBUKI
嘉 春佳 Haruka YOSHI
写真)左から 澁木智宏、嘉春佳、大谷陽一郎
【作品展示】
2020年2月21日(金)ー3月1日(日) 11:00-17:00
選考で特にポイントとなったのは、田中邸と作品との関係性についてアーティスト独自の視点から思考を深められているか、アーティスト自身にとっても新たな挑戦となっているか、また、田中邸で行う必然性があるかという点です。
多くの方にご関心をお寄せいただき、ありがとうございました。
1月からいよいよ田中邸での制作がスタートします。
3名のアーティストがどのように田中邸と向きあい、どのような光景が広がるのか、
ぜひお楽しみにお待ちくださいませ。
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大谷 陽一郎 Yoichiro OTANI
桑沢デザイン研究所卒業。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了。2017年に作品集「雨」(リトルモア刊)を出版し、アーティスト活動を本格化。漢字が持つ意味性や精神性に着目し、制作活動を行う。主な受賞にJAGDA学生グランプリ、IAG奨励賞、サロン・ド・プランタン賞など。現在、同大学院博士後期課程在籍。
https://www.instagram.com/yoichiro_otani/
澁木 智宏 Tomohiro SHIBUKI
北海道小樽市出身。武蔵野美術大学卒業。主に羊毛を素材に用いて、制作活動を行う。 人と物との関係性や日常の裾の方に広がる物事に目を向け、「存在とは何か」「その物に宿る記憶」を探求しつつ、立体作品を中心に視覚と触覚に働きかける作品を制作する。
https://www.tomohiroshibuki.com/
嘉 春佳 Haruka YOSHI
茨城県生まれ。2019年 筑波大学芸術専門学群総合造形領域卒業。現在 東京藝術大学大学院先端芸術表現専攻修士課程在籍。最近の主な活動に「中之条ビエンナーレ」「瀬戸内国際芸術祭秋会期SOKOLABO」展示参加など。金網に毛糸を編み込み〈意識としての他者との境界〉を表す立体作品の他、個人の生活の記憶や痕跡を残す古着を用いて〈記録されない日常の蓄積とそのゆくえ〉を想起させるインスタレーション作品を制作する。