2011/06/18

新企画「谷中妄想カフェ」
仕込み中!

 この夏、谷中のおかってプレゼンツ!新企画「谷中妄想カフェ」を開催します。谷中のとある喫茶店にてお迎えするこの催しでは、金・土曜日になると、いつもの喫茶店に何やら「妄想カフェ」と書かれたあやしげなメニューが登場。今宵のおススメは、提灯を片手に夜の谷中を散策する「ちょうちんもって、ちょっとそこまで」です。専属ナビゲーターが特別な夜のまちにお供いたします。
現在、カフェでみなさまをお迎えする準備の真っ最中でございます。こちら、秘密の厨房をちらっとお見せしましょう!?みなさまをご案内するための大切な道具でございます。今の時期は、梅雨の湿気を吸わせネカせているところです。詳しくは、当ホームページの「妄想系」という、あやしげなページよりお見知りおきを。乞うご期待ください!!

2011/06/13

谷中のおかって×きむらとしろうじんじん
野点2011へ向けて

 素焼きの器に塗りますは、色とりどりの上薬。出来上がったら焼き釜にいれて、お抹茶の支度をしながらしばし待ちます。真っ赤に焼けた器を窯から取り出し、ふぅ~っと一吹き。燃えかすを吹き落とし、さっと水にくぐらせればさぁいよいよです。路肩のすみっこでせっせとすすを磨けば、きらっと輝きます、ガラス質の表面にうっとり。できばえはどうでしょう。さぁ、ご覧あれ!
絵付けをするための道具と特性の焼き釜が詰まったリアカーで「野点(のだて)」を開くのは、美術作家のきむらとしろうじんじんさんです。 「野点」は、リアカーに積まれた窯でお客さんがじぶんで絵付けをした器でお茶を楽しめる「陶芸屋台カフェ」なのです。リアカーが出掛けて行く場所は、美術館の広場、公園、まちの空き地、時には路肩や河原などなど、行く先々の地域によってさまざま。地域の人たちと共同して場をつくること、そして器の絵付けやお茶の場を通じて誰でも参加することができるのがきむらとしろうじんじん・野点の大大だいの醍醐味です。
この秋、谷中のおかってときむらとしろうじんじんが谷中界隈の地域を舞台に共同企画でつくりあげる「野点」!
谷中界隈の地域は、一歩踏み込めば古い長屋の軒並みとメロンの皮の編み目のように入り組んだ路地が広がります。下町の風情が今も生きる町。
さて、どんな野点風景と遭遇することでしょう。只今、谷中のおかってが密かに・開催場所の探索中!根津・拠点「はっち」には、文京区~台東区を展望できる大きな地図が完成。まだ誰も見たことのない野点の風景を描きながら、場所探しの旅が始まりました。

2011/06/08

はっちの日vol.02

 今月のはっちの日は、谷中在住の音楽家・佐藤公哉さん(音楽バンド「表現」)が訪ねてくださいました。佐藤さんが所属する音楽グループ「表現-hyogen」は、谷中・根津・千駄木界隈での演奏活動を活発に行っており、地域のカフェ、庭園、お寺、古本屋さん、教会など、アコースティックの身軽な出で立ちで、さまざまな場所で演奏をするかたわら、地域ネットワークにも親しくつながりをお持ちで、親子フェスティバルや地元のお祭り行事などにも出演されています。
先日、「表現」のみなさんが自主的に根津のとある教会にて企画する「文の音」というコンサートイベントに誘っていただきました。今回で5回目となるこのイベントには、谷中・根津・千駄木地域の方々が中心となり、まちで自主保育活動をするグループの親御さん・こどもたち、地域の催し物を企画する方々、谷中界隈に縁のある若手アーティストの方々などが集まり、手作りの食べ物や飲み物の販売、お互い活動の情報交換や交流の場としても開かれていました。今回、佐藤さんのご紹介にあずかり、谷中のおかっても、今年から始動した〈ぐるぐるミックス〉や〈妄想カフェ〉などをはじめ、「地域で活動する団体」としてご紹介にあずかりました。

2011/04/25

月曜私塾特企画
カヤバ珈琲にて開催!

 毎週月曜日に〈谷中のおかって〉拠点・「はっち」にて開催する「はっち月曜私塾」は、これまで谷中のおかってのプロジェクトを通じて出会った方々やそのつながりから参加する方で行ってきています。しかし、まだ谷中のおかってに来たことがない方や直接のつながりがない方でも、私塾の場を入り口に、より広い立場から参加していただこうということで、まちのカフェを開場とした特別形式での開催を試みました。初の特別企画は、映像作家の佐々木友輔さんをゲストとしてお招きし、新作作品の上映会を行いました。
上映作品は、「新景カサネガフチ」です。ロードサイド沿いに建設されたショピングモール、立ち並ぶ団地、真新しい一戸建ての家々。日本中至る所で見ることのできる「郊外的環境」をテーマにした作品です。また、三遊亭円朝原作の「真景累ヶ淵」を題材にもしていて、物語の中に出てくる「カサネガフチ」という地名を現代の郊外的風景に重ね合わせて描く力作でした。
上映会後、「郊外」を切り口にディスカッションを設け、私塾世話人・木方さんによるレクチャー、参加者の方々での意見交換、また作品を通じた佐々木さんへの質問などで交流しました。
会場としてお借りした「カヤバ珈琲」は、大正時代に創業されて以来、憩いの場、芸術談義の場として長年親しまれてきた谷中のシンボル的存在のカフェです。上野と日暮里をつなぐ道と谷中から本郷を結ぶ言問通りがクロスする交差点に位置しており、私塾の時間の間、お店の窓ガラス越しに、通勤・通学する人たちや地元の方が散歩で通りかかるのが見うけられました。より多種多様な参加のきっかけをつくってゆくためにも、はっちの外での企画は今後も開いてゆけたらと思います。

2011/05/08

はっちの日vol.01

 「はっちの日」は、さまざまな立場からアートや文化に関わる人が集まり、お茶会をしながら、緩やかに繋がる場です。
この日は、谷中界隈で活動している「いかんせん谷根千」の方々や、 アートグループ「Candolls」の方、はっちの近所に住む漫画家志望の大学生など が集まりました。 《ぐるぐるミックス》や《谷中妄想ツァー!!》などを通じて これまで繋がりのあった方もいれば、 初対面の方もいたので、お茶会を しながら、お互いの活動紹介などをしました。 それぞれおもしろい活動をされていて、「いかんせん谷根千」さんは この夏イベントも予定しているそうです。
要チェックです!
「いかんせん谷根千blog」
→http://blog.livedoor.jp/ikansenyanesen/
夜は集まった皆さんと餃子を作り、おいしくいただきました。