skin, sensor, filter

 事実は皮膚に触れ。皮膚は感じて皮膚で歪む。

SKANK/スカンク(音楽家)の初個展ー

開催期間 : 2015年11月6日(金) – 14日(土)
パフォーマンス 11月7日 19:00- ※1

会館時間 :  13:00-20:00
会場 :  旧平櫛田中邸 (東京都台東区上野桜木2-20-3)
料金:無料 ※2

※1 旧平櫛田中邸の保存活用協力金にご協力をお願いします。
※2 11/7はパフォーマンス準備のため16-18時まで作品2はご覧になれません。


 

「skin, sensor, filter」を開催にあたり。

僕は音楽家であり当たり前のように「音」にフィードバックすることを考えてテーマに取り組んでいました。それは自分が望む形の1つです。しかし「音」で表現出来る領域や適性があり、そこで詰めていくことで意図と反するボヤけ方もします。それはタイトルの1部である「filter」のかかった状態とも言えます。同時にfilterを浮かび上がらせる手段、効果ともに適切ではないと判断し、考察を重ねた結果この度「展示」という形でテーマを発表するに至りました。

展示はキーワードである「皮膚」。その外側との繋がりや内側との繋がりの「濃度」と向き合って制作したインスタレーションとなります。

音は扱っていますが所謂「音楽」であったり「サウンドインスタレーション」ではありません。しかしビジュアル、空間にフォーカスし「そこにあるモノ」を考えること、展示することは自分の文脈としてはやはり「作曲」なのです。

音楽が鳴っていない作曲された展示。これ自体はコンセプトではありませんが作品と合わせて目撃して頂けることを心よりお待ちしております。

2015.10.14
SKANK/スカンク