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きむらとしろうじんじんの「野点」

場を開き点景をつくる

きむらとしろうじんじんの「野点」は、アーティスト・きむらとしろうじんじんが1995年より継続的に展開している“陶芸お抹茶屋台”です。陶芸釜・素焼きのお茶碗・うわぐすりなど陶芸道具一式をリヤカーに積んで、さまざまな場所で焼物づくりとお抹茶を楽しみます。ドラァグクイーンの出で立ちで屋台とともにまちに出没し、茶碗を焼き、お茶を点てる姿に、通りすがりの人も思わず足を止め、非日常のひとときを味わいます。

nodate_main自作のお茶碗でお抹茶を楽しむ様子 −写真©梅田彩華

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場所探しお散歩会の様子

じんじんさんと一緒にまちを歩き、野点の開催場所を探します。野点をイメージしながらまちを歩くことで、まちの魅力的な場所を再発見する機会にもなります。

 

 

 

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 じんじんさんの立ち振る舞い

じんじんさんが窯で茶碗を焼く姿や、焼きたての茶碗を釜から取り出す姿、お茶を点てる姿など、その立ち居振る舞いに目を奪われ、通りすがりの人も思わず足を止めいつの間にか野点に参加している、ということもしばしばあります。

 

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お茶碗の絵付けをする様子

お客さんはまず最初に、気に入った形の素焼きのお茶碗を選んで、絵付けをします。初めての人でも、こどもから大人まで誰もが参加できます。

 

 

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お茶碗磨きの様子

絵付けしたお茶碗は、屋台に設置された釜で焼かれ、燻されます。燻されたお茶碗はスタッフによって丁寧に磨かれ、お客さんに手渡されます。

 

 


 きむらとしろうじんじんの「野点」@谷中

〈谷中のおかって〉で主催する初めての野点で、週末は「谷中妄想ツァー!!」と同時開催となりました。
野点をきっかけに会場周辺の方々との繋がりもうまれ、開催当日はまちの方や遠方から駆けつけた野点のファンなどで賑わいました。

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開催時の様子

 

クレジット

主催:東京都、東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)、一般社団法人谷中のおかって
協力:天王寺町会の方々、南町町会の方々、崇善寺、自主保育の回“たねっこ”の方々
開催年月日:2010年11月7日(日)、10日(水)、13日(土)
開催場所:谷中霊園こども広場(五重塔跡地)
参加者数:475名


きむらとしろうじんじんの「野点」@谷中・根津・千駄木

駅前や、商店街、お茶屋さんの前庭、秘境のような路地裏など4カ所にて開催しました。
路上での野点を実現すべく、谷中界隈のまちを隈無く歩き開催地を探すなどのプロセスを経て、まちの方々や学生、社会人のボランティアスタッフの協力のもと、開催場所ごとにその場所ならではの野点の風景が立ち上がりました。

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フラワーショップ小竹前での開催時の様子

 

クレジット

主催:東京都、東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)、一般社団法人谷中のおかって
協力:吉田カナモノ、三原屋、おもだかや、よみせ通り商栄会青年部、フラワーショップ小竹、天王寺町会
年月日:2011年
開催場所:吉田カナモノ(文京区根津)、三原屋・おもだかや前庭(台東区谷中)、フラワーショップ小竹前(文京区千駄木)、芋坂(台東区谷中)
参加者数:730名


きむらとしろうじんじんの「野点」@大槌

東日本大震災以降、大槌町にて展開している「ひょっこりひょうたん塾」のフィールドワーク演習として実施しました。
場所探しからスタートし、約4ヶ月間のプロセスを経て実現しました。
野点の場にカフェや音楽、ツアーなどのまちの方々のアイデアも盛り込まれ、震災以降人の賑わうことのなかった場所に、
まちの人、東京から手伝いに駆けつけた学生や社会人など多くの人々で賑わいが生まれました。

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大槌町駅前広場での開催時の様子

 

クレジット

主催:ひょっこりひょうたん塾、大槌町、東京都、東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)、特定非営利活動法人いわて 連携復興センター
協力:東京芸術大学熊倉純子研究室、一般社団法人谷中のおかって
※Art Support Tohoku-Tokyo(東京都による芸術文化を活用した被災地支援事業)事業
※平成24年度科学研究費基盤(A)(1)「社会システム〈芸術〉とその変容」補助事業
年月日:2012年9月29日、10月3日、10月7日
開催場所:大槌町赤浜(常楽院)、桜木町(児童公園)、町方(大槌町駅前広場)
参加者数:約300名


きむらとしろうじんじんの「野点」@大槌・釜石

沿岸部や商店街、山間部など風景の異なる3箇所で開催しました。前年度から継続的に関わってきたまちの方や、
NPOのスタッフの方々などが中心となり野点の運営に取り組みました。
それぞれの住む地域や立場を超えた、恊働の場が野点を介して生まれました。

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青葉通り商店街での開催時の様子 −写真©梅田彩華

 

クレジット

主催:特定非営利活動法人@リアスNPOサポートセンター、特定非営利活動法人いわて 連携復興センター、東京都、東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)
協力:大念寺、東京芸術大学熊倉純子研究室
※Art Support Tohoku-Tokyo(東京都による芸術文化を活用した被災地支援事業)事業
年月日:2013年10月3日(木)、6日(日)、9日(水)
開催場所:大槌町赤浜(常楽院)、釜石市大町(青葉通り)、大槌町小槌(わらび学園)
参加者数:約450名


きむらとしろうじんじんの「野点」@谷中

2011年にもお世話になった三原屋・おもだかや前庭にて、これまでご縁のある方や通りすがりの方を対象として開催しました。
当日は、2010年・2011年の野点でお世話になったまちの方や、「ぐるぐるミックス」に参加・卒業したこどもたちなどが訪れ、
じんじんさんとの再会を喜ぶ姿が見受けられました。学生が野点の横で鍋を開いて参加者をもてなすなど、思い思いの参加の仕方で一日を過ごしました。

nodate_yanaka2013 開催時の様子

 

クレジット

主催:一般社団法人谷中のおかって
協力:三原屋、おもだかや
年月日:2013年10月27日(日)
開催場所:三原屋・おもだかや前庭(台東区谷中)
参加者数:約120名


きむらとしろうじんじんの「野点」@大槌・釜石

東日本大震災以降、まちの方々の生活やまちそのものの変化も著しく、開催までの運営には困難もありましたが、
開催当日はフリーマーケットが同時開催されるなど、野点をきっかけに交流の場がうまれました。
東京芸大の学生ユニットによるパフォーマンスもおこなわれ、野点の風景に音と華やぎを添えました。

nodate_otuchi2014大槌北小福幸きらり商店街での開催時の様子

 

クレジット

主催:特定非営利活動法人@リアスNPOサポートセンター、特定非営利活動法人いわて 連携復興センター、東京都、東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)
・協力 大槌北小福幸きらり商店街、大念寺、東京芸術大学熊倉純子研究室
年月日:2014年9月28日(日)、10月5日(日)
開催場所:釜石市「みんなの家かだって」、大槌北小福幸きらり商店街
参加者数:約300名