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素描会
天井が高く気持ちのよい空間で、やさしい自然光を浴びながら、夢中に描くひとときを。
鉛筆や消しゴムなど、画材を手に馴染ますところからはじめ、描くことの基礎である線の引き方や塗り方などの練習をしてから、人物や静物などのモチーフをじっくり描いていきます。ひとりひとりの目標や動機に合わせて、個別のプログラムもおつくりします。受験を目指してのデッサンの特訓や、ストレス発散、精神の解放を目的としたものまで、自由にアトリエをお使いいただけます。家に沢山あって使っていない画材を持ち込んで、アトリエに通う習慣を作るのも素敵ですね。
旧平櫛田中邸アトリエにて
アトリエの様子
最初に席を選んでもらいます。イーゼルで描きたい、床で描きたい、立って描きたい、机で描きたい…好きな場所で、好きなように絵を描いていただきたいです。
自由に描くための基礎練習
太い線や細い線の引き方から、線のリズムや色の幅のつくり方、グラデーションやハッチングの練習をします。
鑑賞と意見交換
絵が仕上がったら描いたものを見せ合います。具体的なアドバイスから、哲学的な余談まで、リラックスした雰囲気でじっくり鑑賞し、対話します。
絵を描く参加者の様子
天井が高く、天窓からの自然光がアトリエを包みます。数分間の集中したクロッキーから、三時間じっくりのデッサンまで、充実した時間を過ごしていただけます。
風と遊びの研究所
遊びの研究・開発を通じた風通しの良い共同アトリエ
アーティストの大西健太郎が中心となり「風」をテーマとした遊びの研究・開発をおこなうラボ。子どもから大人まで一緒に遊べる遊びをつくるにはどうしたらいいか?この遊びの構造はどうなっているか?そんな問いに向かい合いながら研究実験を繰り返す。ラボが生み出す遊びを介してさまざまな人が集える場ができ、遊ぶことで風通しの良い関係性が育める共同アトリエのような場づくりを目指している。
研究参加者と遊びを実践している様子
遊びに使う道具をつくっている様子
参加者は研究員として、その日のテーマとなる遊びの道具づくりから体験する。実際に素材に触れ、工作のプロセスを体験することも遊びの幅を広げるための重要な研究のポイントとなっている。
自作の遊び道具で遊びを体験している様子
自分でつくった遊び道具を用いて遊びを体験してみることで、その遊びの快感点や発展性、改善点などを知ることができる。
研究ノートに遊びの快感点や改善点を洗い出している様子
遊びを体験した後、工作から実践までを振返り、研究ノートに遊びの快感点や改善点を記入していく。記入後に参加者全員でディスカッションをおこない、子どもから大人まで一緒に遊べる遊びにするためのポイントを共有する。
キット化された遊びの素材
研究会を経た遊びの素材と説明書をキットにして、どこでも遊びが可能なものに仕上げる。
くるくるミックス
こどもたち自らの手でつくり出す「創作アトリエ」
夏休みや冬休み中の一定期間、小学校や幼稚園など身近な場所を会場とし、子どもと大人が一緒になって取り組む創作アトリエ。そこでは、初めて触れる素材の面白みを活かした「架空の生き物」、のびのびと開放した会場をダイナミックに使った「空想のまち」など、様々な「あそびの入口」をきっかに、子どもたちはそれぞれの発見や体験へと発展させていく。また、大人と一緒の空間で作業することで、新鮮な驚きや冒険心を誘発し、子どもたちがじっくりと自分の関心に向き合いながら創作に取り組める環境となる。
初めての友だち・まちの大人と一緒に遊びの導入を聞く
タイツに綿を詰めた架空物体の感触をみている
誰にとっても初めて出合う架空のテーマが素材の魅力を引き出し、子どもたちにとって自分なりの楽しみや面白みへと展開する。
長く短冊状に切り分けられた厚紙を使った工作作業
新しい素材や作業にじっくりと触れる中で、子どもたち自らの手で面白みを発見する。
床、壁、椅子やテーブルの形や造りを利用して空想の場所をつくる
空想のストーリーを現実のモノに重ねていくことで、身近なものが異なるスケールで見えてくる。
素材を思い切り広げながら、自分が作業する空間をつくる
子どもたちがそれぞれのペースで夢中に創作に取り組める環境を他の友だちが活動する中につくっていく。
ぐるぐるミックス
こどもと大人が共に創る「あそび場」
住んでいる地域の異なる子どもたちと、地域内外の大人がスタッフとして参加する。まちの大人をゲストとして招き、工作、音楽、身体など様々な創作活動と絡めた遊びを通じ、こどもと大人が共に創り出す「あそび場」は、特定の土地柄や習慣を越えて「ミックス」な場が創出される。ミックスな状況が参加者のインスピレーションを刺激し、あそびを介して、子どもと大人が共に創作することを楽しめる場である。
まちのおまわりさんをゲストに迎え、アルミホイルでパトロール装備を作る。
よしこおばあちゃんと打ち水散歩
自作のひしゃくを持って、近所のお茶屋さんまで出かけ、軒先で打ち水をおそわる様子。
〈ミルボー〉を使って、まちのひそかな見所を探検
世界を「みる」道具〈ミルボー〉を作り、ゲストと一緒に散歩へ出かけ、行く先々で魅力的な風景を発見する。
新鮮な素材の感触が自分の手の中でゆっくり膨らむ
自分にとっての関心や活動のペースが、素材や作業に触れる中で徐々に芽生え、教室に根をはり「居場所」を作る。
ゲストで来てくれたおまわりさんと警察手帖を作る
まちの大人は、「ゲスト」として普段は見られない・聞けないお仕事の魅力を紹介し、あそびの入り口を広げる。また、素材の提供やプログラムの打合せ、仕込み作業のご協力が活動を支えている。
開催に必要なもの一覧
プログラムを実施するにあたり、子ども達の安全が確保できる会場
3歳以上の子どもたち5名以上+スタッフ3名以上の参加者
プログラムの企画構成、実施当日の進行を行う人
素敵な大人
プログラムのレジュメ
創作の素材と道具
おやつ・飲み物
お名前札
活動の様子と出来事などを保護者へ伝える連絡ツール