2012年度 谷中妄想ツァー 実施概要

谷中妄想ツァー !? <告白>

◎実施概要

実施日:2 月 17 日(日)、24 日(日)
時間:13時 ~ 15時ごろまで(所要時間:約2時間)
会場:谷中・上野桜木界隈
   スタート地点/集合場所:旧平櫛田中邸アトリエ
  ポイント地点:木はっち、大雄寺、三原屋、民家(遠津邸、相澤邸、堀内邸)、 アートスペース(櫻木画廊、寺町美術館)、商店(アンティーク初音、筆や、ルッチュ)
参加者数:17日:47名、24日:46名、 計93名 (定員:各日 50 名、計 100 名)
参加費:大人 1,000 円、小学生 500 円、未就学児無料
運営体制:【企画構成】富塚絵美、小林あずさ
【脚本・演出】三浦直之
【制作協力】東京藝術大学熊倉純子研究室、南雲由子
協力:NPO 法人たいとう歴史都市研究会、井原市、ロロ、坂本もも、谷中・上野桜木地域のみなさま

◎内容
谷中のまちを舞台に展開する参加型パフォーマンスツアー。三浦直之(劇団ロロ主宰)の脚本・演出によって語られる<告白>と、谷中のまちに散りばめられた<演劇の断片>と、まちの日常にまぎれた<神出鬼没のパフォーマー>が織りなすパフォーマンスを4人一組のグループで巡る。

◎開催状況
2012年度は、谷中のおかっての外部から演出家を招聘したのがこれまでの妄想ツァーとは大きく異なる点です。招聘した演出家は、東京の小劇場を中心に活動する若手の劇団であるロロの主宰で演出家・劇作家の三浦直之さんです。三浦さんが創作する演劇は、いくつかのエピソードが連関しつつ、ポイント地点でのパフォーマンスがそれぞれ連関しながら進んでいきます。
また、大きな変化として挙げられるのは、ポイント地点のパフォーマンスを公募で集まった人とともに、三浦さんによるワークショップで創作したという点です。12人の参加者は演劇を専攻している学生から、興味はないが企画のタイトルに魅かれて応募したという人までさまざまでしした。演劇ワークショップでは、初対面の人にはとても話すことができないようなトラウマや個人的な思い出について話し、それが作品に反映された様子は鮮やかでした。
演劇ワークショップで創られたポイント地点はポイント地点12箇所のうち、6箇所でした。その他の6箇所は、妄想パフォーマーと呼ばれるパフォーマーたちによる表現がおこなわれました。彼らは〈告白〉というテーマで、自らの表現を通じて告白をおこなった。表現形態は、音楽から映像、ダンスなど多岐にわたりました。